CBGKシブゲキ!!は休業要請を受けて、4〜5月のほぼ2ヶ月閉館していました。
6月の公演もキャンセルが相次ぎましたが、
その間、メンテナンスやガイドライン作成など感染症対策に精を出しました。
再開できる日のために。
7月1日。
『実験週間』という劇場の伝家の宝刀コンテンツからの再開です。
この期間はどんな使い方もOK、格安でお貸しします、「面白ければ」という人任せ企画です。
開幕の1作目は、四獣『ワンダーガーデン』リーディング。
今までも上演されてきた上質な作品です。状況を鑑みて、リーディングにというお話でした。
お貸しする時に、「申し訳ないですが、私たちにとっても実験です。」とお伝えしました。
3ヶ月も劇場が空いたことがなく、我々の感染症対策がきちんと機能するのか、
お客様に理解していただけるのか、結果が分からない部分もありました。
本日で、2週間が経ちました。
皆さん「いたって健康」とのお言葉を聞き、やっと胸を撫で下ろした次第です。
これも全て、
<演劇に対する愛と責任感を持っていらっしゃる出演者の方>
<きめ細やかな気配りをされる制作スタッフの方>
そして<楽しみながらもルールを守ってくださるお客様>という
三大要素が揃っていたからだと思っています。
素晴らしいリスタートが切れたと断言できます。
CBGKシブゲキ!!は、95%は貸館として機能しています。
お貸しして、事故なく円滑に物事が進むようアシストする。それが本来の役割です。
でも今はそういう訳にはいきません。
座席プランや楽屋の配置にまで心を配り、危機を感じれば即座に指摘する。
そういう役割も担う立場になりました。
ただ、公演はやはり出演者の方、制作スタッフの方、お客様の三大要素にかかっています。
我々は皆、同じ方向を向いているはずです。
演劇を安全に楽しめる環境を共に作っていけるようにと願っております。
最後になりましたが、命あっての物種です。演劇は逃げません。
皆様、どうぞご自愛ください。
我々も健康第一で皆様をお迎えしたいと思います。
劇場でお会いできる日を楽しみにしております。